CIO NovaPort QUAD II (67W) レビュー|TRIOが壊れて4ポートに買い替えた話

📝 この記事でわかること
- CIO NovaPort QUAD II (67W) の実際の使用感
- 3ポートではなく4ポートを選ぶ判断基準
- USB-C複数+USB-A・小型という条件での充電器選び
- 良い点と正直なデメリット(デザイン・耐久性)
🙋 この記事がおすすめの人
- 複数の機器をまとめて充電できる小型充電器を探している人
- 旅行用にポート数に余裕のある充電器が欲しい人
- USB-CとUSB-Aの両方を使いたい人
- 日本メーカーの充電器に安心感を求める人
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長らく愛用していたCIOの充電器「NovaPort TRIO」を、この度4ポートの「NovaPort QUAD II (67W)」に買い替えました。
買い替えのきっかけ、選んだ基準、V1とV2の比較、良い点、気になった点について書いていきます。
※本記事では便宜上、バージョン表記のない初代(NovaPort TRIO/QUAD)を「V1」、II型(NovaPort TRIO II/QUAD II)を「V2」と表記します。
CIO NovaPort QUADⅡ 67W
買い替えのきっかけは、突然の不幸な事故でした
TRIOは2023年7月に購入し、それ以来ヘビーに使い倒していました。特に問題なく使えていたのですが、別れは突然でした。
古目の建物の硬いコンセントに挿して使用した後、プラグを抜こうとしたらやはり硬かったため、ぐりぐりとしながら引っこ抜こうとしたところ、はめ込んであったコンセントのプラグ面がもげてしまいました。
どうして・・・
CIOのプラグは、USBの差し口と本体の大部分が一つのパーツになっており、折りたたみプラグのパーツを嵌め込むような形で形成されています。 プラグと基盤はハンダ付けされておらず、はめ込むことでしっかり噛み合って通電しているようです。構造上、プラグを引っこ抜こうとするとここに負荷が溜まりやすいような気はするので、およそ3年間のヘビーユースで筐体のはめ込み部分が多少劣化していたであろうところに、固いコンセントがとどめをさした形になるでしょうか。
もげたプラグ面をはめ込めば一応は充電できたのですが、さすがに電源まわりで無茶はしてはいけない、といういにしえからの教えに従って、安全のために使うのをやめ、買い替えを決めました。皆さんも、硬いコンセントから抜くときは真っ直ぐ慎重に、というのが本稿最初の、そして一番痛い教訓です。
なぜ、また CIO を選び直したのか
買い替えにあたっては、他社への乗り換えも当然考えました。ただ、欲しい条件で探していくと、結局またCIOに戻ってきたのです。
私の条件は3つでした。USB-Cが2口以上あること。USB-Aも1口あること。それでいてサイズが小さいこと。この「全部入りで小型」が意外と曲者で、私が調べた限り、条件にきれいに収まるのはCIOくらいだったのです。
Ankerは電源周りでは最もメジャーと言っても過言ではないメーカーであり、私も実際にモバイルバッテリー(過去記事)やポータブル電源を持っています。海外メーカーではありますが、日本語でのサポートも万全で信頼できるメーカーです。ただ、同等スペックの充電器は少し大きかった印象でした(このあたりは私の調べた範囲なので、要検証ではありますが…)。
CIOは新進気鋭の日本の企業です。サポート体制も厚く、毎日コンセントに挿す電源まわりの製品だからこそ、この安心感は地味に効いてきます。そこへちょうど改良版の「II(V2)」が出ていて、色々と良くなっているのではという期待も込めて、選び直したという次第です。
TRIO(3口)ではなく、あえてQUAD(4口)にした理由
正直に申し上げると、普段使いでは2〜3口しか使っていません。iPhone、カメラ、イヤホン、ヘッドホンなどを適宜つなぐ程度で、4口すべてが同時に埋まる場面はほとんどないのです。
では、なぜ1口多いQUADにしたのか。理由は2つあります。
1つ目は、旅行に持っていくことを意識したからです。旅先では充電したいものが増えがちで、同行者のぶんも含めると、口数の余裕がそのまま安心につながります。普段はオーバースペックでも、出先での1口は効いてくる。そういう判断でした。
2つ目は、TRIOと思ったよりサイズ差がなかったことです。多少は大きく、重さもありますが、誤差範囲に感じたので、大は小を兼ねるかな?と思いQUADにしてみました。最近白のガジェットにハマっているので、TRIOはブラックでしたがQUADはホワイトを選んでみました。
主なスペック(NovaPort QUAD II 67W)
- ポート構成:USB-C × 3 + USB-A × 1(合計4ポート)
- 最大出力:USB-Cで最大67W/USB-Aは最大18W
- USB-Cを2口同時使用時は、65Wの範囲で自動配分(独自機能「NovaIntelligence」)
- サイズ:約54 × 43 × 30mm/重さ:約120g(4ポートで世界最小級)
- GaN(窒化ガリウム)を2基搭載した「NovaEngine」で、小型化と高出力を両立
4ポートでこの卵ほどのサイズに収めてくるあたり、CIOの面目躍如といった印象です。
左からTRIO V1、QUAD V2、卵
CIO NovaPort QUADⅡ 67W
使ってみて良かった点
1. 充電性能は申し分なし
普段つなぐ機器に対して、出力の不足を感じることはまったくありません。複数挿しても自動で配分してくれるので、何も考えず挿すだけで済みます。この「何も考えなくていい」というのが、毎日使う道具では存外ありがたいものです。1ポートのみを使用した急速充電はかなりのスピードが出るため、いざという時のiPhoneの充電に非常に役立ちます。
2. 発熱も気にならない
高出力かつ小型だと、どうしても発熱が心配になります。ですが、使っていて気になるほど熱くなることはありませんでした。GaNを2基積んだ新エンジンの恩恵でしょうか。
3. 4ポートでも、大きさ・重さは許容範囲
届いたQUADを実際にTRIOと比べると多少の厚みは増したものの、長辺はむしろ小さくなっていました。流石に重さは増しましたが、気になるほどの差ではありません。否、1口増えてこの程度の差で済むなら、むしろ優秀というべきでしょう。
| 項目 | TRIO(V1) | QUAD II(V2・本機) |
|---|---|---|
| ポート | USB-C×2 + USB-A×1 | USB-C×3 + USB-A×1 |
| サイズ(縦×横×厚み) | 約59 × 43 × 28mm | 約54 × 43 × 30mm |
| 重さ | 約96g | 約120g |
※サイズ・重さはCIO公式サイトの仕様値(TRIOはNovaPort TRIO 65W、V2はNovaPort QUAD II 67W)。
4. プラグ面がフラットになり、グラつきが消えた
V2の売りの一つが、コンセントへの接地面がフラットになった点です。壁にぴたりと面で接することで、挿したときのグラつきがなくなりました。地味な改良ですが、実際に使うと確かに効きます。満足しているポイントです。まだ試していませんが、TRIO、もといV1各種は新幹線のコンセントに繋ぐと特にグラグラして抜けやすいという欠点がありましたが、フラット構造のV2ならもしかして抜けにくいのではないか・・・?と考えています。
5. シボ加工で高級感があり、傷・指紋が目立たない
ボディはシボ加工(細かい凹凸のある表面処理)で、安っぽさがなく、傷も指紋も目立ちにくい。毎日コンセントに抜き挿しするものなので、この実用的な質感はうれしい配慮です。
気になった点・懸念点
もちろん、良いことばかりではありません。気になった点も正直に書いておきます。
まず、デザインです。プラグ面がフラットなのは機能的には最適化されているのですが、見た目という一点に限れば、前モデルの緩やかなラウンド形状の方が美しかったと思います。とはいえ、これは機能を取った結果のトレードオフ。グラつきの解消という実利を得たのですから、やむを得ないところです。
次に、耐久性です。旧モデル(TRIO)は、1年ほど使ったらボディに小さなヒビが入りました(通常使用には問題ありませんでしたが…)。今回のV2には、その点の改善を期待しているところです。長期の使用感については、これからの経過観察ということになります。
どんな人におすすめか
結論として、多くの人に自信を持っておすすめできる充電器だと思います。USB-CとUSB-Aをバランス良く備え、4ポートながら小さく、質感も上質。普段使いから旅行まで、これ一つで賄える汎用性の高さが魅力です。
強いて向き不向きを挙げてみます。「とにかく最小・最軽量でよく、口数も2〜3で足りる」という方なら、同じCIOの3ポートモデル(TRIO系)で十分でしょう。逆に、旅行や複数台持ちで口数に余裕が欲しい方には、QUADの4ポートがちょうど良いはずです。
まとめ
きっかけは不慮の事故でしたが、結果として、条件にぴたりと合う一台へきれいに買い替えることができました。「USB-C複数+USB-A、小型、日本メーカー」という条件で探すなら、現状CIOは有力な選択肢だと思います。
充電器は地味な存在です。ですが、毎日必ず手に取る道具でもあります。だからこそ、サイズ・口数・質感のバランスが取れたものを選んで、長く使いたい。改めてそう感じた買い替えでした。耐久性を含めた長期使用感については、また追って報告したいと思います。
CIO NovaPort QUADⅡ 67W
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・USB-C×2、USB-A×1
CIO NovaPort TRIOⅡ 65W USB-C×2+A
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CIO NovaPort TRIOⅡ 65W USB-C×3




