Belkin WIZ017 レビュー|iPhone、Apple Watch、AirPodsをまとめて充電できる3-in-1ワイヤレス充電スタンドを使ってみて

📝 この記事でわかること
- WIZ017の特徴と3つの充電スポットの違い
- 実際に使ってわかった良い点・気になる点
- 急速充電「前期型/後期型」の見分け方と注意点
- 購入時に体験したベルキンのサポート対応
🙋 この記事がおすすめの人
- iPhone・Apple Watch・AirPodsをまとめて充電したい人
- 充電中もiPhoneの画面を見ながら充電したい人
- デザイン性の高い充電器を探している人
- 中古・型落ちでWIZ017を検討している人
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iPhone、Apple Watch、AirPods——Appleユーザーなら、毎日この3つを充電している人は多いと思います。でも、それぞれにケーブルを挿していると、デスクや枕元はあっという間にケーブルだらけ。私もずっとその状態でした。
それを一気に解決してくれたのが、今回紹介するBelkinの3-in-1ワイヤレス充電スタンド「WIZ017」です。iPhone・Apple Watch・AirPodsを1台でまとめて充電でき、しかもBelkinは、Apple Storeでもアクセサリーが取り扱われている“Apple公認”のブランドで、信頼性の高さに定評があります。
私は2024年2月から使い続けています。良かった点も、正直に言って気になる点も、そして購入時にちょっとしたトラブルから「Belkinの神対応」を体験した話まで、まとめてお伝えします。
Belkin WIZ017とはどんな製品か
WIZ017は、Belkinの「BoostCharge Pro MagSafe 3-in-1 ワイヤレス充電スタンド」という製品です。iPhoneを立てかけて充電するスタンド型で、3つの充電スポットを備えています。それぞれ仕様が異なります。
| 充電スポット | 対応デバイス | 出力 |
|---|---|---|
| MagSafeスタンド | iPhone(12以降) | 最大15W |
| Apple Watch充電モジュール | Apple Watch | 急速充電対応 |
| 置き皿(Qiパッド) | AirPods等 | 5W |
iPhone側はApple公式の「Made For MagSafe」認証を取得しており、磁力でピタッと吸着して最大15Wの高速ワイヤレス充電が可能です。フレームはステンレススチール製で、光沢のある高級感のある仕上げになっています。
電源は40WのACアダプターが付属。ベースには重みがあり、3つのデバイスを乗せてもぐらつかない安定感があります。カラーはブラックとホワイトの2色展開です。「Made For MagSafe」認証シリーズはVGP 2022をはじめ数々のアワードを受賞しており、デザイン面の評価も高い製品です。
Belkin WIZ017(3-in-1 MagSafe充電スタンド)
実際に使って良かった点
デザインが良く、置いてあるだけで様になる
まず何より、デザインが良いです。ステンレスフレームの光沢が効いていて、無機質すぎず適度に高級感があり、デスクや枕元に置いてあるだけでインテリアの一部のように馴染みます。さすが、Apple Storeでも製品が扱われるブランドだけあって、安っぽさは一切ありません。
iPhoneが立つので、充電中も画面が見やすい
スタンド型の最大のメリットがこれです。iPhoneを立てかけた状態で充電できるので、充電中でも画面がそのまま見えます。私はデスクに置いて使っていますが、作業中に充電しながら通知をチラッと確認できるのがとても便利です。平置きパッド型だと画面を見るのにいちいち持ち上げる必要がありますが、スタンド型ならその手間がありません。届いた通知をその場で確認して、必要なものだけ手に取って対応する——という使い方が自然にできます。
ケーブル1本でまとまる省スペース
3台を同時に充電できるので、本体から伸びるケーブルは1本だけ。これまでデバイスごとにケーブルを挿していたのが嘘のように、デスク周りがスッキリしました。「置くだけ」で充電が始まる手軽さも、一度慣れると戻れません。
MagSafe対応ケースとの相性も良い
このスタンドは、MagSafeの磁力でiPhoneを吸着させて充電します。そのため、MagSafe対応のケースを使っていると、ピタッと位置が決まって充電が安定します。私はiPhoneにTORRASのMagSafe対応ケースを使っていますが、磁力がしっかりしていて、このスタンドとの相性も良好です。ケース選びに迷っている方は、あわせてこちらのレビューもどうぞ。
TORRAS iPhoneケース(MagSafe対応)
(コードはデスクに固定しており手前に持ってこれなかったので非通電です…)
MagSafeとApple Watchの充電が速い
iPhoneのMagSafe充電とApple Watchの急速充電は、体感でもしっかり速いです。私はApple Watchを上限80%で運用していますが、入浴中や夕食中のスキマ時間に乗せておくだけで、1日分のバッテリーは十分に確保できます。
なお、Apple Watchそのものの選び方や活用については、Apple Watchのススメにまとめています。あわせてどうぞ。
Apple Watch Ultraの急速充電にも対応
私は現在Apple Watch Ultra 3を使っていますが、その急速充電にもしっかり対応しています。実際に測ってみたところ、30分で55%→81%(+26%)まで充電できました。ちなみにバッテリーは、残量が少ないうちは速く、80%を超えると保護のためゆっくりになる性質があります。この計測はちょうど後半の“伸びにくい”帯ですが、それでも30分で約26%。低残量から「とりあえず使える状態」までなら、もっと短時間で済みます。上位モデルを使っている人でも、安心して使える速さです。なお、Apple Watch Series 8・7なら、Belkin公式によれば約45分で80%、約75分で100%まで充電できるとのこと。Seriesユーザーにとっても十分に有力な選択肢です。
正直に言う、気になる点
置き皿(AirPods側)の充電は遅め
これは正直なところですが、AirPodsを置く中央の皿(Qiパッド)の充電スピードは今ひとつです。これは体感ではなく仕様で、置き皿の出力は5W。iPhone側のMagSafe(最大15W)と比べると、どうしても見劣りします。
なお、ベースにはAirPodsの充電ステータスを示すライトが付いていて、ちゃんと充電できているか一目でわかるのは地味に便利です。
ちなみにiPhoneは横向きモード対応です
Apple Watchは縦型モードのみ(横向き時計表示は不可)
WIZ017のApple Watch充電モジュールは縦型モードのみのサポートで、Apple Watchを横向きに倒して目覚まし時計のように使う「ナイトスタンドモード」には対応していません。枕元でApple Watchを時計代わりに使いたい人は、この点を知っておくとよいでしょう。
白はシリコン部の汚れ・埃が目立つ
私はホワイトを使っていますが、MagSafe部分やベース部分のシリコンは汚れがつきやすく、定期的に拭かないと綺麗な状態を保てません。とはいえ、そんなに高頻度のメンテが必要なわけではなく、たまにサッと拭く程度です。また、白はどうしても埃が目立ちやすいので、その点が気になる人はブラックを選ぶのも手です。
設置スペースをそれなりに取る
スタンド型で高さがあるため、設置にはそれなりのスペースが必要です。デスクや棚にしっかりした置き場所を確保できる人には問題ありませんが、とにかくコンパクトにまとめたい・持ち運びたいという人は、後で紹介する折りたたみタイプや省スペース型、フラットなトレー型の方が向いているでしょう。
付属の電源アダプターが大きめ
付属する電源アダプターは40Wと少し大きめのサイズです。一般的な電源タップだと隣のコンセントと干渉することがあるので、差し込み口の間隔が広いタップを使うのがおすすめです。
【豆知識】AirPodsをMagSafe側に吸着できるモデル
あまり知られていません(?)が、AirPodsはモデルによってはMagSafeやApple Watch充電器に磁力で吸着し、充電することができます。充電速度は変わりませんが、通常の置くだけのワイヤレス充電パッドと比べて、ずれずに確実に充電できるというメリットがあります。「AirPodsをMagSafe側やApple Watch充電器側に付けたい」という人のために、対応モデルを整理しておきます。MagSafe側やApple Watch充電器にカチッと磁石で吸着できるのは、充電ケースにMagSafe磁石が内蔵されているモデルだけです。
吸着できるモデル(MagSafe磁石入りケース)
- AirPods Pro 1(MagSafe対応ケースの後期型)
- AirPods Pro 2(Lightning版・USB-C版)
- AirPods Pro 3
- AirPods(第3世代)のMagSafe充電ケース版
吸着できないモデル(磁石なし)
- AirPods 第1・第2世代
- AirPods(第3世代)のLightning充電ケース版
- AirPods Pro 1 の前期型(ワイヤレス充電のみ対応・磁石なし)
- AirPods 4(小型化によりMagSafe非対応)
少しややこしいのがAirPods Pro 1です。初期の「ワイヤレス充電ケース」版(前期型)は磁石がなく吸着できませんが、後から出た「MagSafe充電ケース」版(後期型)は磁石入りで吸着できます。またAirPods 4は、ケースが小型化された影響でMagSafeに非対応となり、磁石での吸着はできません(置き皿でのQi充電は可能です)。
「急速充電対応モデル」を選ぶときの注意点
WIZ017を検討するとき、ひとつ知っておいてほしいことがあります。実はこのスタンド型3-in-1には、見た目のよく似た前モデルや後継モデルがあり、Apple Watchが「急速充電」に対応しているかどうかがモデルによって異なるのです。
私が把握している範囲では、登場順に次の3モデルがあります。
| モデル | iPhone側 | Apple Watch側 |
|---|---|---|
| WIZ009(前身) | MagSafe 15W | 通常充電(急速非対応) |
| WIZ017(本記事) | MagSafe 15W | 急速充電対応 |
| WIZ023(現行) | Qi2 15W | 急速充電対応 |
つまり、Apple Watchの急速充電が目当てなら、選ぶべきはWIZ017かWIZ023です。前身のWIZ009は見た目こそそっくりですが、Apple Watchは通常充電のみ。中古や型落ち在庫を狙うときは、型番(WIZ009/017/023)とApple Watch急速充電の対応有無を必ず確認することをおすすめします。
コストコ購入→初期不良→Belkinの神対応
ここで、私自身が体験したちょっとしたトラブルと、それを通じて感じたBelkinの企業姿勢について書いておきます。
私がこの充電器を買ったのは2024年2月。まだApple Watch Series 6(急速充電非対応)を使っていた頃でした。コストコで購入したのは、前身モデルにあたる、いちばん手頃なWIZ009(Apple Watchは通常充電)です。
あえて急速充電対応モデルを選ばなかったのには、理由があります。そもそも手持ちのSeries 6が急速充電に対応しておらず、この時点ではまだ電池も致命的に弱ってはいなかったので、6をもうしばらく使い続けるつもりでいました。急速充電対応モデルとはそれなりの価格差もあったため、「今の自分にはWIZ009で十分」と判断したのです。
ところが、届いたWIZ009をしばらく使っていると、なんと1週間ほどで皿(Qiパッド)の部分が充電しなくなってしまったのです。調べてみると、同様の症状を訴える声もいくつか見かけたので、これは初期不良だろうと判断し、Belkinにサポートを依頼。商品を工場に発送しました。
そうしたら、ここからがBelkinの神対応でした。工場でも症状が再現したとのことで交換対応となったのですが、なんと送り返されてきたのは、Apple Watchの急速充電に対応した後継モデルWIZ017だったのです。
結果的に、トラブルがきっかけで一つ上の仕様(WIZ009→WIZ017)が手元に来たという、ラッキーな結末でした。もちろん全員がこうなるわけではありませんが、この一件でBelkinのフォローの手厚さ、企業としての信頼性を強く感じました。高価な買い物だからこそ、こうしたサポート体制があるのは安心材料だと思います。
他の形状モデル・後継モデルとの比較
WIZ017はiPhoneを立てかけるT字スタンド型ですが、Belkinには平置きパッド型や、より新しいQi2対応の後継モデルもあります。形状や使い方の好みに合わせて選べます。
| モデル | 形状 | 特徴 |
|---|---|---|
| WIZ017(本記事) | T字スタンド型 | MagSafe 15W/Apple Watch急速充電対応/電源は専用アダプター |
| WIZ016 | 平置きパッド型 | 高さを抑えた設置・同世代の兄弟機 |
| WIZ023 | スタンド型(Qi2) | 0〜90°角度調整・USB-C電源/Apple Watch急速充電にも対応 |
| WIZ036 | 折りたたみ型(Qi2 25W) | 持ち運び向き・最大25W・ファンなし(パッシブ冷却) |
| WIZ040 | ドック型(Qi2 25W) | 金属見えデザイン・最大25W・冷却ファン内蔵 |
今から買うなら? WIZ023という選択肢
実は、執筆時点(2026年6月)では、AmazonでWIZ017より新しいWIZ023のほうが安く売られていることがあります(楽天ではWIZ023のほうが高いので、Amazon側の価格設定によるもののようです)。WIZ023はQi2対応で、電源も使い回しのきくUSB-C、さらに0〜90°の角度調整までできる新しいモデルです。電源をほかのUSB-C機器と共通化したい人や、好みの角度で立てて使いたい人に向いており、これから新規で買うなら有力な選択肢だと思います。
しかもWIZ023は、Apple Watchの急速充電にも対応しています(Apple Watch Series 7/8/9、Apple Watch Ultra/Ultra 2)。Qi2・USB-C電源・角度調整に加えてApple Watchの急速充電まで備えているので、これから新規で買うなら、価格次第ではWIZ017より有力とも言える一台です。
省スペース・高出力のQi2 25Wモデル(WIZ036/WIZ040)
私は所有していませんが、より新しいQi2 25W対応のモデルにも触れておきます。WIZ036は折りたたみできる持ち運び向きのモデルで、冷却はファンを使わないパッシブ式(ChillBoost)。一方のWIZ040は金属の見えるドック型で、こちらは冷却ファンを内蔵した上位モデルです(急速充電時の発熱を抑える狙い)。とにかく充電を速くしたい・省スペースにまとめたいという人は、この25W世代も検討の価値があります。T字スタンドのWIZ017/WIZ023とは設置イメージがかなり異なるので、置き場所と相談して選ぶとよいと思います。
各モデルのリンクはこちらです(価格や在庫は変動します)。
Belkin WIZ016(平置きパッド型)
Belkin WIZ023(Qi2・角度調整スタンド/現行モデル)
Belkin WIZ036(折りたたみ・Qi2 25W)
Belkin WIZ040(ファン内蔵ドック・Qi2 25W)
こんな人におすすめ/不向き
おすすめな人
- iPhone・Apple Watch・AirPodsをまとめて充電したい
- 充電中もiPhoneの画面を見たい(スタンド型の利点)
- デザイン性の高い充電器が欲しい
- Apple公認ブランド(Apple Storeでも取り扱いあり)の信頼できる製品を選びたい
不向きな人
- とにかくコンパクトにまとめたい・持ち運びたい(折りたたみ・トレー型向き)
- Apple Watchを横向きナイトスタンドモードで使いたい(WIZ017は縦型のみ)
- AirPodsの充電速度も重視したい(置き皿は5W)
まとめ
Belkin WIZ017は、デザイン性・充電速度・信頼性のバランスが取れた3-in-1充電スタンドです。
置き皿の出力やApple Watchの縦型のみ対応、設置スペースなど、正直に言えば気になるところもあります。しかし、iPhoneを立てて画面を見ながら充電できる利便性、iPhoneとApple Watchの急速充電の速さ、Apple公認ブランドとしての信頼性、そして実際に体験したBelkinのサポートの手厚さを考えると、価格に見合った満足感がある製品だと感じています。
Appleデバイスを複数使っていて、デスク周りをスッキリさせたい人、そして長く安心して使える充電器を探している人には、自信を持っておすすめできます。なお、これから新規で購入する方は、Qi2・USB-C電源・角度調整に対応し、Apple Watchの急速充電にも対応する後継のWIZ023が有力な選択肢です。あわせて検討してみてください。
また、外出先でのちょい足し充電には、MagSafeで貼り付けられるAnker Nano Power Bank(モバイルバッテリー)も便利です。据え置きのスタンドと使い分けています。
Belkin WIZ017(3-in-1 MagSafe充電スタンド)




