Apple Watchのススメ|約5年半使って分かった、生活が変わる理由【2026年版】

📝 この記事でわかること
- Apple Watchをお勧めする理由
- Apple Watchの具体的な機能
- Apple Watchのメリット・デメリット
🙋 この記事がおすすめの人
- Apple Watchが気になっている人
- iPhoneユーザー
- 健康管理をしていきたい人
※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
はじめに:私とApple Watchの約5年半
Apple Watchを初めて手にしたのは、2020年12月のことです。
それまではG-SHOCKを愛用していました。ただ、社会人になって「そろそろ腕時計を買い替えようか」と考え始めたとき、なかなか踏み出せずにいました。良いアナログの腕時計は憧れますが、何を選べばいいかわからないし、ある程度のものになると値段も高い。そんなときに目に留まったのがApple Watchでした。
スマートウォッチは、アナログ腕時計とは価値の評価軸がまったく違います。作りの精密さや伝統・格式よりも、「自分の生活にどう役立つか」で選べる。そういう意味で、不思議と手が出しやすかったのを覚えています。
そして決め手になったのが、当時のコロナ禍でした。マスクをしているとFace IDが使えず、iPhoneのロック解除がいちいち面倒になっていた時期です。「Apple WatchがあればマスクをしたままiPhoneのロックを解除できる」と知ったのが、購入の直接のきっかけでした。
そして実際に購入したのが当時発売直後のSeries 6です。当時Apple Watch SEも同時に発売されており、価格は魅力的でした。ただSEには心電図機能と血中酸素(SpO2)の測定機能が搭載されていませんでした。コロナ禍でバイタルサインを手軽に把握できるモデルにしたいという思いもあり、SpO2測定対応のSeries 6(アルミニウム 40mmケース スペースグレイ NIKEコラボモデル)を選んだのです。
それから約5年、Series 6 アルミニウム 40mmを毎日使い続けました。そして2025年10月、発売したUltra 3へと乗り換えました。スマートウォッチがここまで生活に溶け込むとは、正直思っていませんでした。
| 期間 | モデル |
|---|---|
| 2020年12月〜2025年10月 | Series 6 / アルミニウム(スペースグレー)40mm(GPSモデル) |
| 2025年10月〜現在 | Ultra 3 / ナチュラルチタニウム(GPS + Cellularモデル) |
この記事では、約5年半の実使用を通じて感じた「Apple Watchが生活を変える理由」を、良い点も悪い点も含めて正直にお伝えします。
2番目の相棒 Series 6は今は父の元に
Apple Watchで変わった日常の利便性
スマホを出さなくても通知が確認できる
Apple Watchを使い始めて、最初に実感した変化がこれです。
スマホを取り出せない場面は、日常に意外と多くあります。両手が塞がっているとき、荷物がかさばっているとき、仕事中など人の目があるとき。そういう場面でも、手首をちらっと見るだけで通知の内容を確認できます。「急ぎの連絡かどうか」が一瞬で判断できるのは、思った以上に快適です。
重要な通知でなければスマホを出す必要すらありません。その積み重ねが、スマホを眺める時間を自然と減らしてくれました。
どんな環境でも清潔に使える水洗い対応
Apple Watchは水洗いができます。これは意外と見落とされがちな魅力です。
汚れやすい環境での作業、料理中、運動後の汗——どんな場面でも、そのまま流水で洗い流せる安心感と衛生面での強みがあります。バンドをフルオロエラストマー製のスポーツバンドは特に洗いやすいです。「腕時計だから外す」という発想が、Apple Watchを使い始めてからなくなりました。
Apple Pay+交通系ICで財布いらずに——ただし正直なデメリットも
改札、コンビニ、自販機。日常のほとんどの支払いが手首だけで完結します。財布を出す必要もなく、iPhoneを取り出す必要もありません。慣れると「なぜ今まで財布を出していたのか」と思うほど快適です。
ただ、一点だけ正直にお伝えしておきます。右利きの人は改札でやや不自然な体勢になります。 一般的に時計は左手首に着けるため、右側にある改札のリーダーへのタッチが少し遠くなり、また少し不格好になります(笑)。慣れれば大した問題ではないのですが、使い始めは少し戸惑うかもしれません。
Apple製品との連携で「エコシステム」の恩恵をフル活用
iPhoneユーザーであれば、Apple Watchはその真価を存分に発揮します。
購入のきっかけにもなりましたが、iPhoneのロックをApple Watchで自動解除できるのは本当に便利です。Apple Watchを着けているだけで、顔全体が認識されなくてもロックが外れます。マスクを着用していてFace IDが使えない場面でも、Apple Watchがあれば一瞬で解除できます。もう「Face ID 2回失敗→パスコード入力画面を出す」という無駄な時間を過ごす必要はありません。
他にも日常で活躍する連携機能がたくさんあります。
・iPhoneを紛失したとき、Apple WatchからiPhoneに音を鳴らして場所を特定できる
・カメラのリモコンとして使える(三脚撮影や集合写真のセルフタイマーに便利)
・Macのロック解除にも使える
など、Apple製品を複数持っている人ほど、この連携の恩恵は大きいです。
G-SHOCKから乗り換えて気づいた「機能の進化」
G-SHOCKにもストップウォッチやタイマーはありました。ただ、Apple Watchに乗り換えて気づいたのは、操作の「簡便さ」がまるで違うということです。
G-SHOCKでは複数のボタンを組み合わせたり、何度もボタンを押して操作していた機能が、Apple Watchでは画面タップ一つで完結します。そしてそれだけにとどまらず、ボイスメモ、アラーム、ワークアウト記録など、アナログ時計では考えられなかった機能が当たり前のように使えます。
さらに、Siriを使った音声操作も便利です。「Hey Siri」またはDigital Crown長押しでSiriを起動し、15分タイマーかけて」「18時30分に教えて」と話しかけるだけで、手を一切使わずに操作できます。料理中や作業中など、手が離せない場面で特に重宝します。割と小声でも腕を口元に近づければ反応してくれます。
さらに、文字盤のカスタマイズ性は特筆に値します。天気予報、カレンダーの予定、活動量、心拍数——表示したい情報を自分で選んで配置できます。時計を見た瞬間に必要な情報が揃っている感覚は、アナログ時計では絶対に味わえない体験の拡張です。
健康・運動習慣への意外な影響
アクティビティリングという「使命感」の発明
Apple Watchを使い始めて、運動習慣が変わりました。といっても、ジムに通い始めたとか、毎朝ランニングを始めたとか、そういう劇的な変化ではありません。もっと地味で、でも確実な変化です。
Apple Watchには「アクティビティリング」という機能があります。ムーブ(消費カロリー)、エクササイズ(運動時間)、スタンド(立ち上がった回数)の3つのリングを毎日閉じることを目標にする仕組みです。
これが思った以上に効きます。
「運動しなければ」という義務感ではなく、「リングを閉じたい」という感覚に自然と変わるのです。ゲームの達成感に近いかもしれません。気づくと、エレベーターではなく階段を選んでいたり、少し遠回りして歩いていたりしています。
さらに、Apple Watchは長時間座りっぱなしでいると「そろそろ立ちましょう」と手首を軽く振動させて教えてくれます。デスクワーク中に通知が来るたびに、一度立ち上がって軽く動くようになりました。意識していなければずっと座りっぱなしだったはずの時間が、少しずつ変わっていきました。「運動習慣をつけよう」と意気込まなくても、Apple Watchが自然と背中を押してくれる感じです。
睡眠・心拍の継続記録が「見える化」をもたらす
Apple Watchは24時間着けたまま過ごせるため、睡眠中のデータも記録できます。睡眠時間、睡眠スコア、心拍数の変動——これらが毎朝iPhoneのヘルスケアアプリに蓄積されていきます。
データが溜まるほど意味が出てくるのが面白いところです。「最近なんとなく体が重い」と感じていた時期に睡眠スコアを振り返ると、睡眠の質が落ちていたことが分かる。そういった気づきが、生活習慣を見直すきっかけになります。
また、目覚ましをApple Watchで設定しておくと、音ではなく手首の振動で優しく起こしてくれます。スマホのアラームのように部屋中に響く音で飛び起きる必要がなく、自分だけが気づく穏やかな起床になります。朝の不快感が薄れるだけで、一日の始まりが少し変わった気がしています。同室に家族やパートナーがいる場合にも、相手を起こさずに済むのは地味に大きなメリットです。
血中酸素(SpO2)・心拍数が日常的に把握できる
Series 6を選んだ理由のひとつが、この血中酸素測定機能でした。コロナ禍という特殊な状況もあり、体調変化を手軽に把握したいと思っていたのです。
普段意識することはほとんどありませんが、風邪をひいたときや体調が優れないときに手軽に確認できる安心感は格別です。呼吸器症状があるときに数値が正常範囲内であることを確認できるだけで、「とりあえず大丈夫そう」という判断材料になります。コロナ禍を経験した世代には特に刺さる使い方ではないでしょうか。運動後の確認など、日常的な場面でも気軽に使えます。日々の記録がヘルスケアアプリに蓄積されているので、「いつ頃から変化があったか」を後から振り返ることもできます。
心拍数も常時モニタリングされており、安静時心拍数が普段より高い日は体が疲れているサインとして受け取れます。数値に一喜一憂するものではありませんが、「なんとなく」だった体調管理が、データという根拠を持つようになりました。
Series 6からUltra 3へ
——5年で気づいた「上位モデルの価値」
Series 6を5年間毎日使い続けた結果、バッテリーの最大容量が新品時の74%程度まで低下していました。帰宅後に充電してから睡眠測定を行い、翌朝そのまま着けて出勤しても、夕方にはバッテリー残量がほぼなくなる状態になっていました。
バッテリー交換も選択肢としてありましたが、せっかくなら以前から気になっていたチタン素材のモデルに買い替えようと決断しました。Series 6のブラックケースを5年使い、今度はシルバー系に変えたいという気持ちもあり、こうした理由が重なって最終的にUltra 3を選びました。
乗り換えてみて感じたのは、バッテリー持ち・ディスプレイ・素材・操作性のすべてが別次元だったということです。詳しい比較・レビューは別記事にまとめていますので、乗り換えを検討している方はそちらもご覧ください。
Apple Watchのバッテリー問題を正直に語る
他のスマートウォッチと比べるとバッテリーは弱点
正直に言います。バッテリー持ちは、Apple Watchの弱点です。
主要なスマートウォッチと比較すると、その差は一目瞭然です。
| モデル | バッテリー持ち(公称) |
|---|---|
| Apple Watch Ultra 3 | 最大42時間(低電力モード時72時間) |
| Apple Watch Series 11 | 最大18時間 |
| Apple Watch SE 3 | 最大18時間 |
| Garmin Fenix 8 | 最大16日間 |
| Galaxy Watch 8 | 最大40時間 |
| Fitbit Charge 6 | 最大7日間 |
GarminやFitbitと比べると、差は歴然です。「充電をほとんど気にせず使いたい」という方には、正直Apple Watch(Ultra以外)は向いていないかもしれません。
ただ、Apple Watchはこの弱点を運用で十分カバーすることができます。
急速充電と「スキマ充電」という運用
Apple Watchは急速充電に対応しています。約45分で最大80%まで充電できるため、入浴中や夕食中などのスキマ時間に充電するだけで、1日分のバッテリーを十分確保できます。
「毎晩充電が面倒」という声をよく聞きますが、実際には充電器に置く時間はそこまで長くありません。お風呂に入る習慣がある方であれば、その間だけ充電するという運用でほぼ問題なく使えます。
私はBelkinの3-in-1充電スタンドを使っており、iPhone・Apple Watch・AirPodsをまとめて充電できるので、置き場所もすっきりまとまっています。この充電スタンドについては別記事(Belkin WIZ017レビュー)で詳しく紹介していますが、今から新しく買うなら、私が使っているモデルの後継にあたる現行モデル「WIZ023」が良いと思います。
Belkin WIZ023(3-in-1ワイヤレス充電スタンド・現行モデル)
長く使うための知識——バッテリーと公式サポート
Apple Watchを長期間使っていると、避けられないのがバッテリーの劣化です。私自身、Series 6を5年使って最大容量が74%まで低下しました。
私はまだ利用したことがありませんが、Apple公式のバッテリー交換サービスは、Apple Watchの場合はバッテリーのみの交換ではなく、本体ごと交換になる仕様らしいです。費用はかかりますが、外装の状態によっては実質的にリフレッシュされた本体が手に入ることになります。
また、Appleは旧モデルに対しても長期間にわたってソフトウェアアップデートを提供しており、長期サポートの手厚さはApple製品全般の強みのひとつです。
バッテリーを長持ちさせるための工夫として、充電の最適化機能があります。これをオンにしておくことで、自動的に充電習慣を学習して過充電による劣化を防いでくれます。私はUltra 3購入から7ヶ月が経ちますが、バッテリー最大容量は現在も100%を維持しています。
バンドの豊富さもApple Watch特有の魅力
Apple Watchのもうひとつの大きな魅力が、バンドの豊富さです。これはApple Watchならではの強みで、他のスマートウォッチにはなかなか真似できません。
Apple純正だけでも、用途やシーンに合わせた多彩なラインナップが揃っています。
・スポーツバンド(シリコン):洗いやすく、汗にも強い。普段使いの定番
・スポーツループ(ナイロン):軽くて着けやすく、長時間着用しても疲れにくい
・ミラネーゼループ:金属製でカジュアルにもフォーマルにも対応。見た目の高級感と汎用性が高い
などなど
さらに、サードパーティ製のバンドが非常に豊富です。スーツやジャケットに合わせたいときに使えるレザーバンドをはじめとして、純正にはない様々なデザインと素材のバンドが、Amazon等では1,000円前後から購入でき、気軽にビジュアルを変えられます。服装やシーンに合わせてバンドを変えるだけで、同じ本体がまったく違う顔を見せてくれます。
ガジェットでありながら、ファッションアイテムとしての楽しみ方もできる——そのフレキシブルさが、Apple Watchを「ただの時計」以上の存在にしていると感じます。
Apple Watchはどれを選べばいい?【2026年版】
モデル別・こんな人におすすめ
現行モデルは大きく3つのラインに分かれます。
| SE 3 | Series 11 | Ultra 3 | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 低い | 中 | 高い |
| バッテリー | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大42時間 |
| 常時点灯 | あり | あり | あり |
| 心電図 | なし | あり | あり |
| 血中酸素(SpO2) | なし | あり | あり |
| ケース素材 | アルミ | アルミ/チタニウム | チタニウム |
| ディスプレイ | Ion-Xガラス | Ion-Xガラス/サファイアガラス | サファイアガラス |
| おすすめ | まず試したい人 | バランス重視 | 本気で使いたい人 |
SE 3はこんな人に 価格を抑えてApple Watchの基本機能を体験したい方に。通知確認・Apple Pay・Apple製品との連携といった日常の利便性は十分に享受できます。ただし心電図・SpO2測定は非対応のため、健康管理を重視する方にはSeries 11以上をおすすめします。
Apple Watch SE 3
Series 11はこんな人に ほとんどの人にとってベストバランスのモデルです。心電図・SpO2・睡眠測定といった健康機能をフルに使いながら、日常使いに適した薄型軽量のボディで運用できます。バッテリーは毎日充電が前提になりますが、急速充電対応でスキマ充電で十分カバーできます。
Apple Watch Series 11
Ultra 3はこんな人に バッテリーを気にせず使いたい方、タフな環境でも使える堅牢性を求める方、無骨なデザインに魅力を感じる方に。価格は高いですが、長く使える安心感と道具としての信頼感は格別です。腕が細い方には大きすぎる可能性があるため、店頭での試着を強くおすすめします。
Apple Watch Ultra 3
初めてApple Watchを購入する方向けの詳しい選び方は別記事で解説しています。 Series 6からUltra 3への乗り換えを検討している方は、乗り換えレビュー記事も参考にしてください。
よくある疑問Q&A
Q. 毎日充電するのは面倒じゃないですか?
Series 6を5年使った経験から言うと、慣れます。入浴中や夕食中のスキマ時間に充電する習慣ができれば、それほど苦になりません。Ultra 3であれば2日以上持つため、さらにストレスは少なくなります。
Q. Androidでは使えませんか?
Apple WatchはiPhoneとのペアリングが必須です。Androidユーザーには残念ながら対応していません。Apple製品のエコシステムに入っているかどうかが、Apple Watchを選ぶ大前提になります。
Q. 右利きでも改札はスムーズに使えますか?
使えますが、左手首で右側のリーダーにタッチする際に少し不格好になります(笑)。慣れれば問題ないレベルですが、使い始めは少し戸惑うかもしれません。
Q. 腕が細くてもUltra 3は着けられますか?
着けることはできますが、腕が細い方——特に女性には大きすぎると感じる可能性があります。私が腕周り15〜16cm程度ですが、思ったより違和感はないと感じています。店頭で一度試着してみることをおすすめします。
Q. バッテリーが劣化したらどうすればいいですか?
Appleのバッテリー交換サービスを利用できます。Apple Watchの場合はバッテリーのみの交換ではなく本体ごとの交換になるようですが、費用を払えば実質的にリフレッシュされた状態になります。充電上限を80%に設定しておくことで、劣化をある程度抑えることも可能です。
まとめ:Apple Watchは「買い」か?
約5年半使い続けた結論を言います。買いです。
ただし、条件があります。
腕時計をつけるのがネックでないこと。
iPhoneユーザーであること。
この2つが揃えば、Apple Watchは確実に生活の質を向上させてくれます。
通知をちらっと確認する。手首で支払いを済ませる。Macのロックを解除する。アクティビティリングを閉じようと少し歩く。朝、振動で優しく起こされる——これらの小さな変化の積み重ねが、気づけば手放せない習慣になっています。
G-SHOCKを使っていた頃の私に「5年後にはApple Watchが手放せなくなってるよ」と言っても、信じなかったと思います。それくらい、使ってみなければ分からない価値があります。
迷っているなら、まず試してみてください。きっと後悔しないはずです。





