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光ノ屋Smart スポットライトの正直レビュー|高演色性スマートスポットライトの唯一性とちょっとした弱点

光ノ屋Smart スポットライトの正直レビュー|高演色性スマートスポットライトの唯一性とちょっとした弱点

先に結論

  • 賃貸でもできるダクトレール化とスマートスポットライト導入の実例
  • 光ノ屋Smart スポットライトの主なスペックと選んだ理由
  • 半年使って分かった発熱・Apple Home非対応などの正直な弱点

Alexaなど音声デバイスでスマートホームを構築している人、ダクトレール+スポットライトでインテリアを作り込みたい人、賃貸でも高演色照明を導入したい人におすすめです。

スマートホーム環境を構築してから一度引越しがありました。新居のシーリングライトは、明るさこそ調整できるものの色温度が固定でした。以前に住んでいた物件に備え付けられていたシーリングライトは色温度も調整できたので、時間帯ややることに応じて色温度を変えている私には、思った以上に不便に感じられました。また、ギラギラの白色灯の下で食べるご飯は、なんとなく気分的に美味しさが2割くらい減になる気がして、ここの改善は喫緊の課題となりました(これは実際にそうらしく、確かに思い出してみるとファストフード店などを除いて、ご飯屋さんでは基本的にギラギラした白色灯は使われていません)。

もともとPhilips HueとNature RemoをAlexaで連携させたスマートホームを組んでいたこともあり、照明だけスマート化できないままにするのは避けたいところでした。そこで思い切って、備え付けのシーリングライトを外してダクトレール化し、光ノ屋Smart スポットライト(KONOYA-SL-A01-WIFI)を4灯導入することにしました。

選んだ理由と、4灯そろえて半年ほど使ってみて感じた良い点・気になる点を、正直に書いていきます。

光ノ屋Smart スポットライト
光ノ屋Smart スポットライト
光ノ屋Smart スポットライト

光ノ屋Smart スポットライト

光ノ屋Smart スポットライトを選んだ理由

シーリングライトを外すと決めた時点では、ひとまずおしゃれなシーリングライト(ARTWORKSTUDIOなどが候補でした)に買い替える手もありました。事実非常に有力な選択肢だったのですが、せっかく天井をいじるなら、以前から検討していた、ダクトレールにスポットライトを並べる構成に一度挑戦してみたい、という気持ちのほうが勝りました。ドライフラワーやテクスチャーアートに光を当てて演出したい、という狙いもあったからです。

問題は、ダクトレールに付けるスポットライト側をスマート化しようとすると、選択肢が一気に少なくなることでした。赤外線リモコンや壁スイッチでの一括制御を前提にした製品は多いですし、スマホから操作できるという触れ込みのものは多いのですが、スマホから操作できて、かつAlexaにも対応しているというものはかなり少なかったです。我が家のようにAlexa経由でスマホや音声から個別に調光したい環境では、この二つを満たしている必要があり、必然的に候補は絞られていきました。

同様に条件を満たしていたスポット照明(Edison Smart系の製品など)とも比べたうえで、最終的に光ノ屋Smart スポットライトに決めた理由は、この価格帯でRa90以上の演色性を確保できていたことです。当てた対象の色の見え方を考えると、演色性はスポットライトで妥協したくない部分でした。

演色性というのは、照明が「本来の色をどれだけ忠実に再現できるか」を表す指標です。ざっくりいえば、

  • Ra100:太陽光や白熱電球に近い
  • Ra90以上:かなり高演色
  • Ra80程度:一般的なLED照明
  • Ra70以下:色が不自然に見えやすい

みたいな感じだそうです。高演色性の光の下では、色がより自然に、鮮やかに見えるので、ご飯が美味しく見えたり、肌が健康的に見えたり、植物が生き生き見えたりします。

ちなみに、演色性と光の質だけを突き詰めるなら、理想は遠藤照明の「Synca」でした。壁埋め込みのリモコンでエコシステムまで組める、この分野では最高峰の製品だと思います。ただ、価格が非常に高いことや、十全な運用のためにはリモコンを壁に埋め込んだりする必要があるようなので、賃貸の今回はおとなしく見送りました。

主なスペック

  • サイズ:幅60×奥行150×高さ160mm/重量約560g
  • 消費電力:13W
  • 色温度:2700K〜6000K(調光調色対応)
  • 全光束:900lm
  • 演色性:Ra90以上
  • 操作:専用アプリ・音声操作(Alexa等)・別売りリモコンに対応
  • カラー:ホワイト・ブラック(今回はホワイトを選択)
  • 価格の目安:1灯7,150円前後(4灯構成で約28,600円)

900lm・Ra90という数字は、家庭用スポットライトとしては十分だと思います。4灯を拡散させれば、部屋全体のベース照明として使える明るさがありました。

一方で、560gという重量はスポットライト単体としては軽くありません。ダクトレールの耐荷重に対してこの重さを何灯まで吊れるのか、導入前に一度計算しておくことをおすすめします。特に、ほかにも重いものを吊るす予定がある人は注意が必要です。

なお、別売りのリモコンでの操作も可能です(私はAlexaとスマホアプリでの制御なので、リモコンは使用していません)

購入したダクトレール

スポットライトをつけるにはダクトレールが必要です。持ち家などでは天井に埋め込むことが可能ですが、賃貸でダクトレールを使うには、引掛シーリングボディに取り付けられるダクトレールを用いることになります。

私が購入したのは共同照明のダクトレール 1.5m。1.5mという長さは4灯を配置するのにちょうどよい長さと感じます。なかなかこの1.5mというのが意外となくて、この仕様と価格のバランスが最も優れていると感じたのがこの製品だったためこれを選びました。取り付けもしやすく、大満足です。

ブラック・ホワイトの2色あるので、スポットライトと合わせた色で購入するといいでしょう。

共同照明 ダクトレール 1.5m ライティングレール

共同照明 ダクトレール 1.5m ライティングレール


使ってみて良かった点

1. ちらつきは気にならない

調光・調色に対応したLED照明では、明るさを絞ったときにちらつきが出ることがあります。この製品については、半年間ふだんに使っていて、ちらつきが気になった場面はありませんでした。数字で測ったわけではなく体感の話ですが、少なくとも私の環境では問題になっていません。

2. 質感と照射角度の調整幅

マットな塗装と、見た目以上にずっしりした作りで、安っぽさはありません。

マットな質感で高級感あり
マットな質感で高級感あり

照射角度は、絞って一点に集中させることも、広げてある程度の範囲のベース照明的に使うこともでき、同じ器具で演出とベースを兼ねられます。

ドライフラワーやアートに光を当てたいときは絞り、生活の明かりが欲しい場所には広めに当てる、といった具合に、照らす場所によって使い分けています。

絞りを調整するときはこの凹凸加工がされた部分を回す
絞りを調整するときはこの凹凸加工がされた部分を回す
一点を照らす場合
一点を照らす場合
広範囲を照らす場合
広範囲を照らす場合

3. アプリが便利で、Alexa連携が安定している

公式アプリが使いやすいです。こんな感じで任意の明るさと色温度を感覚的に調整でき、プリセットも設定することができます(スクショの下に並んでいる様々な色の丸がプリセットです)。また、私のように複数灯使っている場合でも、個別操作はもちろん、4灯を一括で操作することもでき便利です。

便利な公式アプリ
便利な公式アプリ

シーン設定も可能で、集中したい時、食事の時、リラックスしたい時など各シーンに合わせた設定を保存しておき、ワンタッチで呼び出すこともできます(私はAlexa側で設定しているので、公式アプリでは設定していません)。

シーン設定もできます
シーン設定もできます

導入から半年、アプリの接続が落ちて操作できない、といったトラブルは起きていません。Alexaからの音声操作も含めて、部屋ごとの一括制御やタイマー設定まで、ひととおり問題なく動いています。

4. 観葉植物への照射にも使える

当初は演出照明のつもりで入れたのですが、スケジュール機能を使って、観葉植物の日照が足りない時間帯だけ光を当てる、という使い方も試しています。スポットライトは光を一方向にまとめて届けられるので、こうした部分的な補光とは相性が良いのだと思います。ただし専用の育成LEDと比べると機能は落ちると思いますし、ある程度近くから照射するのが本来望ましいので、気休め程度の効果かもしれません。

スケジュール機能で決まった曜日や時間帯にオンオフ、色温度、明るさまで設定可能。
スケジュール機能で決まった曜日や時間帯にオンオフ、色温度、明るさまで設定可能。

気になった点・正直なデメリット

光量100%付近での発熱

明るさを100%近くまで上げると、本体がそれなりに発熱します。ただ50%ほどに落とせば気にならない程度に収まるので、私はふだん5割前後で使っています。4灯であれば50%の出力でそれなりの明るさを確保できます。4灯を常時フルパワーにする場面はそうそうないため、この発熱が実用上の支障になったことは今のところありません。

Apple Home(HomeKit)に対応していない

これは断定できないのですが、公式サイトを見た限りApple Home対応の記載は見当たりませんでした。我が家はAlexa中心のため実際にHomeKitへ組み込んではおらず、公式アプリにもAlexaとGoogleアシスタントのみが選択肢なので、おそらく非対応なのだろう、という理解でいます。iPhone中心でHomeKit連携を重視する人は、購入前に最新の対応状況を確認しておいたほうが安心だと思います。

AlexaとGoogleしか表示されていない
AlexaとGoogleしか表示されていない

そのほか、実際に使って気になった点をまとめておきます。

  • ・iPhoneのウィジェットに対応しておらず、ホーム画面からワンタップで明るさや色を変える、といった操作はできません(アプリを開くか、Alexaに頼む必要があります)
  • ・1灯7,000円台とやや高めです
  • ・本体が重いぶん、ダクトレールの耐荷重の確認は必須です

こんな人におすすめ/おすすめしない人

この製品が向いているのは、AlexaやGoogle Homeなどの音声デバイスを使ったスマートホームを、すでに組んでいる人だと思います。裏を返すと、音声操作の環境が整っていて初めて、この価格に見合う便利さを引き出せる製品でもあります。ダクトレール+スポットライトでインテリアを作り込みたい人、観葉植物やアート、オブジェなどに演出照明を当てたい人にも向いていると思います。

逆に、音声デバイスを持たずアプリ操作だけで完結させたい人には、価格に見合うほどの魅力は出しにくいかもしれません。Apple製品中心でHomeKit連携を前提にしたい人も、現状は候補から外しておくほうが無難だと思います。

まとめ

色温度が固定の照明に不便を感じてダクトレール化に踏み切り、光ノ屋Smart スポットライトを4灯そろえてから半年が経ちました。発熱やApple Home非対応といった弱点はあるものの、Ra90の演色性と照射角度の自由度、そしてAlexa連携の安定感まで含めると、総合点は高い製品だと感じています。

自然光を受けた時も質感ヨシ
自然光を受けた時も質感ヨシ

ちなみに同じダクトレールには、天井から吊り下げる形でスピーカーも足しています。そちらの話は、また別の記事で書こうと思います。


光ノ屋Smart スポットライト

光ノ屋Smart スポットライト

#光ノ屋#スマートスポットライト#ダクトレール#スマートホーム#Alexa#インテリア照明
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