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NIMASO Apple Watch Ultra 3 ガラスフィルム レビュー|サファイアなのに貼る理由と、フレーム一体型という選択

NIMASO Apple Watch Ultra 3 ガラスフィルム レビュー|サファイアなのに貼る理由と、フレーム一体型という選択

先に結論

  • Apple Watch Ultra 3にガラスフィルムが必要かどうかの考え方
  • ガラス面だけのタイプとフレーム一体型の違いと選び方
  • 水に濡れてもフィルムと画面の間に水が入らないか
  • NIMASOのフレーム一体型を実際に貼って分かった良い点と短所
  • 半年で1枚割れたとき、本体のガラスがどうなっていたか

Apple Watch Ultra 3/2/1にフィルムを貼るか迷っている人、ガラス面だけか、フレーム付きかで迷っている人、Ultraの角が体や家具に当たるのが気になっている人、見た目を崩さずに保護したい人におすすめです。

Apple Watch Ultra 3に乗り換えた経緯はSeries 6からUltra 3に乗り換えた話に書きましたが、あの記事で触れそびれたものが一つあります。画面に貼っているガラスフィルムです。

Ultraの前面はサファイアクリスタルで、かなり硬い部類のガラスです。それでも私は貼っています。理由はただ単に精神衛生のため、というものなのですが、どれを貼るかについては一応それなりに考えました。

選んだのはNIMASOの2枚組。ガラス面だけに貼るタイプではなく、外周にフレームが付いていて本体をすっぽり覆う一体型のほうです。なぜそちらを選んだのか、貼ってみてどうだったか、そして半年で1枚割ったときに本体がどうなっていたかまで書いていきます。

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 49mm 対応 ガラスフィルム(フレーム一体型・2枚組)

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 49mm ガラスフィルム(フレーム一体型・2枚組)

そもそも、Ultraの前面はサファイアクリスタルです

Apple Watch Ultra 3の前面は、平らなサファイアクリスタルです。ケースは航空宇宙産業でも使われるグレード5のチタニウム。しかもAppleは、そのサファイアガラスを縁の衝撃から守るために、画面の縁をチタンフレームが覆っています。

つまりApple側は、フィルムなしで使われる前提で作っているわけです。実際、後述しますが私が3ヶ月ほど裸で運用した期間も、ガラス面には傷ひとつ付きませんでした。

それでも貼るのは、万が一割れたときの絶望を防ぐためです。時計は毎日身につけるもので、腕を振った先に壁も机の角もあります。数千円で不安がひとつ減るなら安いほうだ、というくらいの気持ちです。加えて後述する副次的なメリットもあります。これが私がこの商品を選んだ理由にもなってきます。

Ultraはフラットディスプレイなので、ガラスフィルムを貼りやすい

ここはUltraならではの利点なので、先に書いておきます。

Apple WatchのSeriesやSEは、画面の縁がゆるやかに丸く落ちています。曲面にガラスを貼るのは相性が悪く、端が浮くか、はじめから小さめに作って周囲を余らせるか、どちらかになりがちです。

一方でUltraの前面は平らです。平面に平面を貼るだけなので、そもそも難しくない。Apple Watchのガラスフィルムは評判が割れやすい製品ですが、Ultraに限っては条件がかなり有利だと思います。

ガラス面だけか、フレーム一体型か

Ultra用のガラスフィルムには、大きく2つのタイプがあります。

1つはガラス面だけに貼るタイプ。画面の上に平らなガラスを1枚載せる、いわゆる普通のフィルムです。もう1つがフレーム一体型で、外周にUltraのボディと同じような色に仕上げたフレームが付いていて、本体の縁ごとすっぽり覆います。私が選んだのは後者です。

理由は3つあります。

1. 段差を作りたくなかった

ガラス面だけのタイプを貼ると、フィルムの端と、一段高く立ち上がったケースの縁との間に段差が残ります。せっかくフラットディスプレイなのに、その段差でシームレスな操作感が損なわれるかもしれない、と考えました。

Apple Watchの操作は画面の端から始まるスワイプが多く、指が縁を越えて動きます。そこに引っかかりが生まれるのは避けたいところでした。フレーム一体型なら、フレームとガラスがつながっているので段差そのものが出にくいはずです。

2. 傷がつくのは、たぶん画面ではなく縁だと思った

Ultraのケースは、前述のとおり縁が立った形をしています。ということは、どこかにぶつけたとき、最初に当たるのは平らなガラス面ではなくその立ち上がった縁のはずです。

守るべきはむしろこちらではないか。そう考えると、画面だけを覆うタイプでは肝心の場所が無防備なままだということになります。

3. 縁が鋭利で、体に当たると痛い

もう一つ、あまり語られない実利があります。Ultraのエッジは立っているうえに鋭く、時として体にぶつかったときに鋭利な凶器と化すのです。手首をひねった拍子に自分の腕へ、あるいは人と近い距離ですれ違うときに。

フレーム一体型のフレームは、そのエッジがわずかにマイルドに仕上げられています。見た目をほとんど損なわないまま、当たりの優しい打点に変えられる。これは実際に付け替えてみて、思っていたより実感のある違いでした。


ガラス面だけのタイプフレーム一体型(今回選んだほう)
覆う範囲画面のみ画面+ケースの縁
操作面の段差△ フィルムの端とケースの縁の間に残る○ フレームとガラスがつながるので出にくい
体に当たったとき本体の鋭い縁のまま○ 角が少しやわらぐ
見た目◎ 本体そのまま○ 縁の色が合っていれば違和感なし
厚み・重さ◎ 最小△ フレームのぶんだけ増える

ここまで一体型を推すように書いてきましたが、フレームは要らない、素の厚みと質感のまま最小限だけ守りたいという考え方にも、はっきりと筋が通っています。その場合は同じNIMASOにガラス面だけのタイプ(型番NSW24D1177)があるので、そちらが素直な選択になります。こちらは貼り付け用のガイド枠が付属していて、位置を決めたら枠は剥がして捨てる方式です(この製品は私自身は使っていないので、貼り心地までは書けません)。

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 49mm 対応 ガラスフィルム(フレーム一体型・2枚組)

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 49mm ガラスフィルム(フレーム一体型・2枚組)

NIMASO Apple Watch Ultra 用 ガラスフィルム(ガラス面のみ・2枚組・貼り付けガイド枠付属)

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 ガラスフィルム(ガラス面のみ・2枚組)

ブランドをNIMASOにした理由

タイプを決めたあとの、ブランド選びのほうは正直あっさりしています。

フレーム一体型のフィルムがそもそも選択肢が多くなく、その中で色味が本体と近そうかな、と思うものの中にNIMASOがあったというわけです。

NIMASOはiPhoneやiPadのフィルムでかなり名の知れたブランドです。私もiPadのガラスフィルムはここのものを使っていて、今のところ何も問題なく使えています。NIMASOなら特に心配ないだろうと考えて買いました。故に、今回のために各社を比べ倒したわけではありません。

主なスペック

対応機種Apple Watch Ultra 3 / Ultra 2 / Ultra 1(49mm)
タイプフレーム一体型(外周のフレームで本体の縁ごと覆う)
フレーム素材ステンレス(チタニウム調の仕上げ)
入り数2枚(クリーニングキットも2セット同梱)
型番DSP24H1511
価格1,990円(2026年8月時点のAmazon)

同梱物:2枚入りで、クリーニングキットも2セット

これは張り替えのときに撮ったので、1セットは使用済みです
これは張り替えのときに撮ったので、1セットは使用済みです

箱を開けて素直に感心したのはここでした。フィルムが2枚入っているのは商品名のとおりですが、画面のクリーニングキットもきちんと2セット入っています。

クリーニングキット
クリーニングキット

キットの中身はアルコール綿、メガネ拭きのようなクロス、埃を吸着するシート。しかも使う順番に数字が振ってあります。フィルム貼りは手順を間違えると台無しになる作業なので、これは親切だと思います。

貼り方:フレームがそのまま貼り付けガイドになる

まずはアルコール綿で画面を拭き、クロスで綺麗に水分を拭き取って埃吸着シートで埃を除去します。

アルコールで拭いて
アルコールで拭いて
クロスで拭き取って
クロスで拭き取って
埃除去
埃除去

フレーム一体型のもう一つの利点が、貼るときに出ます。

フレームがそのまま位置決めのガイドを兼ねているので、画面にぴったり合わせて置くだけで、自然と正しい位置に収まります。別売りのガイド枠を用意したり、目測で位置を合わせて息を止めたりする必要がありません。

台紙から剥がしたフィルムの内側はこんな感じ
台紙から剥がしたフィルムの内側はこんな感じ

置くだけでどんどん空気が抜けていって
置くだけでどんどん空気が抜けていって
最後に軽く押さえれば、ピッタリ吸着
最後に軽く押さえれば、ピッタリ吸着

使ってみて良かった点

1. 純正のような顔つきになる

フレームはステンレス製とのことですが、チタニウムボディとほとんど同じ色と質感に仕上げられています。装着すると、純正というか、はじめからこういう形の時計だったかのような違和感のない仕上がりになります。

質感はかなり近い
質感はかなり近い

保護アクセサリは「守れるが野暮ったくなる」ものが多いなかで、ここはかなりポイントが高いと感じました。

横から見ると段差は確認できますが、気になるほどではない。 やっぱり質感は近い
横から見ると段差は確認できますが、気になるほどではない。
やっぱり質感は近い

2. 画面が狭くなった印象がない

フレームが付くぶん表示領域を食うのではないかと少し警戒していたのですが、使っていて画面が狭まったという印象は特にありません

この製品はUltra 3とUltra 2、Ultra 1の兼用をうたっています。Ultra 3はUltra 2よりベゼルが細くなって表示領域が広がったモデルなので、兼用と聞くと「Ultra 3では画面の端が隠れるのでは」と身構えるところです。少なくとも私のUltra 3では、そう感じる場面はありませんでした。

表示領域に影響なし
表示領域に影響なし

3. 角の当たりがやわらぐ

選んだ理由の3つ目に書いたとおりです。フレームのエッジが本体より少し丸いぶん、体や家具に当たったときの痛さが変わります。見た目を崩さずにこれが得られるのは、素直に良い設計だと思います。

4. 水に濡れても、フィルムと画面の間に水が入らない

これは書いておきたい点です。全面カバータイプのケースには、水に濡れるとケースと画面の間に水が入り込んで、タッチが暴れたり操作不能になったりするものがあります。

Ultraはそもそも水に入ることを前提にしたモデルなので、ここは実際に気にしていました。結論として、このフィルムは画面にきちっと密着するので水は入らず、操作不能になったことはありません。

5. 失敗しても、もう1枚ある

2枚組であることで、うまく貼れればもう一回分あることのほかに、心理的な保険にもなります。1枚しかないと思うと緊張しますが、もう1枚あると分かっていると落ち着いて作業できます。もっとも、このフィルムは枠に合わせて置くだけなので、不慮の静電気で埃が混入する以外に失敗するリスクはゼロに近いと言って良いでしょう。

気になる点

1. 台紙が硬すぎて、フィルムを外しにくい

フィルムが貼り付けられている台紙が、アクリルなのかガラスなのか分かりませんが、とにかくまったく反りません

分厚すぎる
分厚すぎる

普通のフィルムなら台紙をしならせて端を浮かせるところですが、それができないので、フィルムを台紙から剥がすのに難儀します。力の入れどころを間違えるとフィルム自体を割りかねないので、ここは慎重にいくべき工程です。最初にこれで手こずるとは思っていませんでした。

ちなみにこれがフィルムが付いている時の状態
ちなみにこれがフィルムが付いている時の状態

2. 1枚目はタッチの誤検知がありました

1枚目を貼っていたときは、タッチの感度が少し落ちるというか、押しても反応しきらないような誤検知がときどきありました。使えないほどではないのですが、地味にストレスでした。

ただ、今貼っている2枚目では今のところそうした症状は出ていません。同じ製品の2枚目なので、これは個体差ではないかと思っています。金属のフレームを使っている製品なので、静電気的な何かが悪さをしていたのかもしれません(これはあくまで私の推測です)。

使えないほどではないとはいえ、毎日触れるものなので、ここはNIMASOに個体差を詰めていってほしいと思っています。

半年で1枚割れました。そして分かったこと

今貼っているのは2枚目です。1枚目は、装着して半年ほど経った頃に、おそらくどこかにぶつけた拍子に割れました。

そこから3ヶ月ほど裸で運用していたのですが、しばらくするとごく微細ながら、縁にぶつけた跡が付いてしまいました。それで2枚目を貼った、という流れです。予想したとおり、傷が付くのは画面ではなく縁のほうでした。

ここで正直に書いておきたいことがあります。裸で過ごした期間も、ガラス面はまったくの無傷でした。サファイアクリスタルは、やはり本当に硬いのだと思います。

ということは、守るべき対象が縁だけなのだとしたら、フィルムなしでバンパーだけを付けるという解もあるのかもしれません。これには、金属の干渉による誤検知のリスクも低減できるという効果もあるかもしれません。

ESRという選択肢について

Amazonを見ると、同じ棚によく売れているものとしてESRの製品が並んでいます。こちらもよく知られたブランドで、私も別の製品でお世話になっています。こちらも同じフレーム一体型で、フレームの素材はアルミニウム合金とのことです。つまり、今回の比較でいう「同じ土俵」の製品ということになります。

価格はNIMASOが1,990円、ESRが2,299円(いずれも2026年8月時点)。レビュー件数はESRのほうが多く積み上がっています。

私は「こんなものは消耗品だ」と割り切って安いほうを選びました。ただ、ESRのほうなら個体差なくタッチの誤検知が起きないのかどうかは、私には分かりません。試していないものを良いとも悪いとも書けないので、そのまま書いておきます。

ESR Apple Watch Ultra 49mm ガラスフィルム(アルミニウム合金フレーム仕様)

ESR Apple Watch Ultra 49mm ガラスフィルム(フレーム一体型)

どんな人に向くか、向かないか

向いていると思うのは、次のような人です。

  • Ultraの角が体や家具に当たるのが、前から少し気になっていた人
  • 見た目をできるだけ崩さずに保護したい人
  • 水仕事や水辺での使用が多く、一体型ケースなどに特有の、フィルムの下に水が入る誤作動を心配している人
  • フィルム貼りが苦手な人(フレームがガイドになるので難易度が下がります)
  • ガラス面だけのタイプで、縁との段差が気になった経験がある人

逆に向かないのは、次のような人だと思います。

  • 1gでも軽く、素の質感のまま使いたい人(その場合は上に挙げたガラス面だけのタイプが向きます)
  • サファイアクリスタルを信頼していて、そもそもフィルムは不要と考えている人

後者については、私は反論できません。実際、私自身が3ヶ月の裸運用でガラス面を無傷のまま帰還させています。貼らないという判断にも、はっきりと筋が通っています。

まとめ

保護性能はしっかりあり、見た目も元のデザインをほとんど損ねない。フレームがガイドを兼ねるので貼るのも簡単で、2枚組で2,000円弱。Ultraのフィルムとしては、素直に良い選択肢だと思います。

気になるのは台紙の硬さと、1枚目で出たタッチの誤検知。前者は慣れの問題ですが、後者は個体差だとしても毎日触れる部分なので、次のロットでは詰まっていてほしいところです。

そして、半年で1枚割れたという事実は、悪い話ではないのだと思っています。割れたのはフィルムで、下のサファイアは無傷でした。役目を果たしたということです。消耗品として半年に1枚を許容できるなら、この選択に不満はありません。

Apple Watch Ultra 3そのものについてはSeries 6からUltra 3に乗り換えた話に、そもそもApple Watchを使う意味についてはApple Watchのススメに書いています。充電まわりはBelkin WIZ017のレビューをどうぞ。

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 49mm 対応 ガラスフィルム(フレーム一体型・2枚組)

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 49mm ガラスフィルム(フレーム一体型・2枚組)

NIMASO Apple Watch Ultra 用 ガラスフィルム(ガラス面のみ・2枚組・貼り付けガイド枠付属)

NIMASO Apple Watch Ultra 3/2/1 ガラスフィルム(ガラス面のみ・2枚組)

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